マグネットは,NMR・MRIの最も重要なコンポーネントであり, これによって,システムの機能がほぼ決定されると言っても過言ではない でしょう.マグネットの進歩は,必ずしも目覚ましいようではありませんが, 着実な進歩を遂げ,我々に新しい可能性を提供しようとしています.そこで, 世紀の変わり目という歴史的な節目に立って,これまでの流れを再確認し, 現状を理解して,21世紀におけるNMR・MRIを展望したいと思い, このシンポジウムを企画いたしました.

プログラム

13:30-14:00
S1.NMRとMRI用の磁石:40年の研究経験から
(東京大学医学部 亀井裕孟)
14:00-14:30
S2.MRI/MRM用永久磁石磁気回路の開発
(住友特殊金属 中西昭男)
14:30-15:00
S3.Unilateral Magnets for NMR
(New Mexico Resonance Eiichi Fukushima)
15:00-15:30
休憩
15:30-16:00
S4.無冷媒超伝導マグネット
(ジャパンマグネットテクノロジー 広瀬量一)
16:00-16:30
S5.1GHz級超伝導NMRマグネットの開発
(科学技術庁金属材料研究所 木吉 司)
16:30-17:00
S6.人体用超高磁場マグネットの動向
(国立環境研究所 三森文行)