「高磁場超伝導磁石を用いたMRマイクロスコープの開発」


要旨


 本研究では、高い空間分解能と実用性の両方を兼ね備えたMRマイクロスコープを開発した。Maxwell Pair 型の勾配磁場コイルは遺伝的アルゴリズムにより三次元的に形状を最適化し、勾配磁場効率と勾配磁場均一度を計測し有効性を確認した。また、高分解能においての画素体積とSNRの特徴を調べプローブの有効性を確認した。その結果、1~5mmのサンプルに対し、生体試料において(18μm)3の空間分解能を達成した。