「三次元核磁気共鳴画像の効果的表示法の研究」


要旨


NMR撮像の特徴の一つとして、三次元のボリュームデータを得られることが挙げられる。今回の実験では、NMR撮像によって得られた三次元の画像データを、平面であるモニター上に分かり易く、かつ正確に表示させ、さらにモニター上でいかにその物体を、手にとってみるように自然に動かしユーザーに認識させるかということを重視し、目的とした。そのための手段として、対象物の連続斜断面表示、及び表面表示を選んだ。