「遺伝的アルゴリズムを用いたMRI用勾配磁場コイルの開発」


要旨


MRIの重要な部品である勾配磁場コイルは磁石の形状やサイズ、撮像目的により要求される事項が異なるので、それらの要求に合わせて新たに勾配磁場コイルを開発する必要があるが、それらの要求を満たすコイルパターンを求めることは難しい。 そこで本研究では様々な要求を柔軟に組み込める遺伝的アルゴリズムを用いてコイルを設計し、手の撮像に十分な性能を持つ勾配磁場コイルを開発した。