野球肘は投げすぎや、不適切なフォームでの投球により引き起こされます。
野球肘には内側型と外側型とがあります。
これまでの研究活動で、特に内側型に関しては、かなり詳しい病態がわかってきており、すでに4本の英語論文を発表しています。
ただ外側型に関してはまだわからない点が多いというのが正直な感想です。

 

今後、モバイルMRI等を使い、初期の外側型野球肘に関するデータを蓄積することによって、より詳しい病態を明らかにしたいと考えています。

 

メンバー

研究代表者

川村 卓 (筑波大学体育系)

 

 

共同研究者

岡本 嘉一(筑波大学医学系)
寺田 康彦(筑波大学数理物質系)
小川 健 (筑波大学医学系)

 

 

連携研究者

丸山 将史(筑波大学大学院博士課程)
川崎 亮人(筑波大学大学院博士課程)

筑波大学野球肘研究会記事一覧

このモバイルMRIを使った野球肘の出張研究は、日本はおろか、恐らく世界でもはじめてのこころみです。我々は筑波大学で野球肘研究をはじめて5年で700名ほどの選手の肘を調査してきました。この度、筑波大学数理物質系と協力し、小型化して車載できるMRI を開発することに成功しました。これにより、屋外、すなわちチームが練習している場所や、少年野球大会で、野球肘の研究調査を行うことが可能となりました。今後は、...

野球肘出張検査の応募は、随時受付ております。2020年度第一期募集(2020年12月末まで)下記のリンク先からご応募ください。代表者は、受付後のメールのやりとりが可能な方にしてください。この出張検診は、日程の調整、電源の確保、大会責任者の承認、施設管理者の承認等を行う必要があり、お申込みいただいてもお引き受けできない場合もあります。あらかじめご了承ください。野球肘出張検診応募フォーム

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