筑波大学出張野球肘研究

このモバイルMRIを使った野球肘の出張研究は、日本はおろか、恐らく世界でもはじめてのこころみです。
我々は筑波大学で野球肘研究をはじめて5年で700名ほどの選手の肘を調査してきました。
この度、筑波大学数理物質系と協力し、小型化して車載できるMRI を開発することに成功しました。
これにより、屋外、すなわちチームが練習している場所や、少年野球大会で、野球肘の研究調査を行うことが可能となりました。
今後は、大学内だけでなく、大学から離れた地域での研究調査を行う予定です。
さらに、モバイルMRIに加え、持ち運び可能な超音波装置での研究調査も同時に行います。
※この研究は筑波大学のIRB認証を得て行われています。

モバイルMRI

mobileMRI

モバイルMRIです。まわりに機材を設置するため少なくとも駐車スペース2台ぶん程度が必要です。


実際の野球場での撮像

実際の少年野球チームの野球場での撮像の様子。この球場では一塁側ベンチとバックネット裏との間に車両を駐車して行うことになったため、防護ネットをご準備いただきました。

触診 触診

小型MRI 撮影の様子です。右手(肘)を機械に挿入していただき、5-10分程度、撮影させていただきます。
なお医師は必ず同伴します。超音波装置による研究調査も同時に行います。

 

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